地下室でひっそり星占ブログ

ひっそりと西洋占星術を研究しながら関係ないこともぼやきます。時々数秘術。

太陽がどのハウスにあるか

やって来て早々にあれなんですけど、前の場所でやろうと思ってて出来なかった、気になることを脈絡なくまとめてく記事を気が向くままにやろうと思います。

 

で、早速ですが、表題の話。

ネイタルチャートの太陽がどのハウス(室)にあるかによって、ざっくりとした傾向がわかる、というもの。

太陽は社会面、外的な面なので、個人的な趣向やプライベートでの人柄ではなくオフィシャルな面を表します。

以下、松村潔先生の「サビア占星術」p132~145を参照に、一部抜粋して編集。

 

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1室の太陽

 自主性に重きを置き、人に依存しない。しばしば無謀なことをする思い切りの良さ。模範としての存在となる可能性も。

 

2室の太陽

 自分の素質にあった人生を発展させ、自分の出来ることで収入を得ようとする。素質に合わない無理なことはしないので、チャレンジ精神が足りないと思われることも。自立がカギ。

 

3室の太陽

 知識の増加。執筆や教育関係。他者にはあまり心を開かないので、心理的な疎外感を抱くことも。コミュニケーションを取るというよりは、人を出し抜くことや自分の立ち回りなどに関係する。

 

4室の太陽

 周囲に人が集まる力、思いやる力、癒しの力などがあるが、自分の感覚に合うものだけを囲い込み、そうでないものは排除する傾向も。普遍的な物事に対する価値観。

 

5室の太陽

 遊びに全力。冒険的。外から影響を受けるよりも表現して自分を外に出すことの方が多いので、人に従うのは難しい。創造的なすべての分野でそれなりに満足感を得やすい。投資や投機などの分野に燃えやすい。

 

6室の太陽

 自己主張することは不得意で、周囲から要求される役割をこなすことが好きかどうかを問わず得意。独立よりは雇用での仕事に向く。集中しすぎて視野が狭くなることがある。

 

7室の太陽

 意識的に人の意見を取り入れようとする。他者に対して依存的な面も。相手の好みをしっかりつかむ。本人は無趣味な場合もあって、周囲に合わせたり、人付き合いに時間を費やす傾向も。

 

8室の太陽

 創始者や先代を引き継いで地位を得る人が多い。独自にはじめる力はあまりないが、継承する力がある。自立心が欠けやすく、また人生に浮き沈みが起こりやすい。企業や組織の中で生きる。

 

9室の太陽

 海外に縁。同じ場所に留まることを好まない。大学や海外の学術的な事項に関わりながら仕事や活動を展開することに適している。小さなことにはあまりこだわらない。

 

10室の太陽

 個人プレイの暴走を避け、集団精神の中にうまく溶け込むので、職場やローカルな環境に順応する。現場で成功しやすいが、自己主張は抑え気味。父親の影響を強く受けることも。

 

11室の太陽

 立場に縛られるのが苦手。会社員などではなく、派遣やアルバイトなど自由な形で働き続ける人も。開かれた人生を望むので、どこでも通用する実力を身に着けて、世の中を渡り歩くと良い。

 

12室の太陽

 心の領域に人生の基盤を置く。政治的な判断は苦手。申請で非日常的な動機で行動するときは大胆になるが、それ以外の場面では無気力になりやすい。創作家、福祉、医療、宗教家などの分野で成功しやすい。

 

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ちなみに自分は太陽7室ですが、人付き合いにはほとんど時間を割きません。あくまで太陽のみを抜き出したものなので、これだけですべて当てはまるとは限りませんが、自分はその傾向が強いか弱いかという視点で見てみるのもいいかも。

あ、太陽だから社会面での傾向か。仕事上の関係に限ったら、自分の都合より相手の都合優先で動くかも…。7室だわ。